卵胞の仕組みとピルを使用する時間について

ピルは、卵巣で分泌する卵胞ホルモンであるエストロゲンや黄体ホルモンであるプロゲストーゲンのような女性ホルモンと同様の成分を含んだ飲み薬です。
ピルは、女性ホルモンである卵胞ホルモンや黄体ホルモンのような本来は卵巣で分泌するホルモンと同じものを作り出しています。
そのためピルを飲むと、血液の中でこれらの2つのホルモンの濃度を高めて、身体が妊娠している時のような状態になります。
そこで脳が身体が妊娠したものだと錯覚することになり、視床下部とか脳下垂体から指令されるホルモン分泌が停止されます。
そのために卵胞が成熟できずに、排卵がなくなることになるので避妊になるのです。
ということはピルは、妊娠中において排卵が起きない女性の身体の仕組みを使って、妊娠しないようにする薬といえます。
ピルは1日のうちで必ず決められた時刻に服用しなければいけないというようなものではありませんが、飲み忘れてはいけません。
自分の生活する時間をしっかりと考えて毎日、自分で決めた時間に飲むような習慣を心掛けた方がいいでしょう。
何事も習慣にしてしまえば、続けることも楽になるのです。
飲み始めの頃では、偽妊娠の状態を人工的に作るので、気持ち悪かったり吐き気が感じられたりする人もいます。
この場合には、夕方から夜の間に飲むようにすると悪影響が少なくできます。
また、食事の後すぐに服用することによって気持ち悪さを軽減できることもあります。
ピルを飲んで1時間以内で吐いたりした時は、翌日の分を飲むようにしましょう。
もしもピルを服用することを忘れてしまっていた場合には、24時間以内であったらすぐに1錠飲みます。
そして、さらに予定の時間にもう1錠飲むと大丈夫です。